相続の発生時には、当然名義変更などの様々な手続きが必要です。
この手続き自体は面倒ではあるものの、
相続人の方が対応できないことはありません。
問題となるのが、相続の発生時に行わないといけない遺産分配協議です。
この遺産分配協議によっては、
相続人の手元に残るお金が数百万~数千万円も変わることもあり、
非常に重要なものとなります。
相続される遺産が多い程、この遺産分配協議がトラブルになりやすいです。

故人の方がしっかり遺言書を残しているのなら、
その遺言書の通りに進めることができるものの、
遺言書がないとなると、
遺産分配協議でどういった分配をするかを決めないといけません。
相続人同士で決めてトラブルなく終わることもあるものの、
口には出さずとも不満を抱えるという方もいる可能性があります。
その為、専門家である税理士を交えて遺産分配協議を行うことに意味があります。
仮に納得がいかない結果に終わったとしても、
奉律に基づいて解決をしたのなら、
納得するしかないと思うものです。
遺産分配協議でトラブルになることは非常に多く、
相続人同士で解決するのはおすすめできません。

今井真人税理士事務所