相続税についての対応を税理士に依頼しようと思うのなら、
肝心となるのは相続税に強い税理士を選択する事です。

税理士なら誰でも一緒と考えるのは間違っており、
数ある税理士の中から相続税申告に長けている人選をすべきです。
一つの目安となるのは年間の相続税申告を経験しているかです。

数多くの申告を経験している税理士もいれば、ほとんど経験していない税理士もいます。
複雑な土地評価の規定や小規模宅地の適用も熟知し、
申告書の相続税評価額と納税額に大きな差がつく事も少なくありません。

特に相続税の額が大きいと分かっているのなら、
よい税理士選びの段階から考慮していかないといけません。

もちろん、税理士との相性も重要になります。
財産内容などを細かくチェックしてもらう必要がある相続税では、
税理士との円滑なコミュニケーションは必須です。

親身になって対応してくれる税理士であるのが望ましいです。
税理士に相談するタイミングとしては、
一般的には遺産分割協議書の作成を終えた後になる事が多いです。

できるだけ早い段階で税理士に相談した方が対応もしやすくなります。

決してどの段階で相談しないといけないという決まりこそないものの、
スムーズかつ適切な対応をするためにはある程度の時間が必要となるのも事実であり、
後手に回らないように心掛けるべきでしょう。

今井真人税理士事務所